事業承継は合理性だけではまとまらない？【事業承継コラム】

当団体では埼玉県の中小企業の経営者様から事業承継に関わるご相談をお受けすることがありますが、お話を伺っていて思うのは事業承継はそんなに簡単なものではない、ということです。

当たり前のことですが、とてつもない熱量をもって会社を創り少しずつ大きくしてきた会社を誰に継がせたいのか？自分の代で売却したいのか？より大きな会社と合体したいのか？などなど、大きな意思決定についてそれなりの方向性は見出せたとしても、実際にその目的に沿って作業を進めると課題が多く出てきて業務が止まることがあります。

経済面の課題（決算書の内容や、バリュエーションなど）については計算で答えを導くことが出来ることが多いですが、事業承継では感情面の課題（経営者のお気持ち、ご家族や取締役、従業員の方々のお気持ち）でつまづいてしまうことがあります。感情面は思っている以上に複雑であり簡単に答えを出せるものではありません（数式と違い、気持ちはうつろうこともあります）。

当団体では強みとして感情面を大切にした事業承継のサポートをさせて頂いておりますが、あえて時間をかけて対話を重ねる必要があることもあり、スピーディに事が進まないこともあります。

ご相談内容ひとつひとつ、それぞれのご相談内容があるかと思いますが、当団体では経営者様のお気持ちを大切に初回の無料相談では２名体制でしっかりと時間をかけてお話しを聞かせて頂きます。どうぞお気軽にお問合せ下さい。